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人工芝の防炎について

人工芝の防炎について

防炎認定とは

燃えない人工芝はありませんが、燃えにくい(難燃性)人工芝はあります。正確に言うと、公益財団法人日本防炎協会の防炎物品の製造または開発のための性能確認という試験があり、試験試料(通常1m×1mの人工芝)に火をつけて、それが20秒以内で消えれば難燃性を認め防炎認定を名乗ることが許されるというものです。
人工芝は火気、強い摩擦には弱いものです。バーベキューやアイアンのスイング等は避けるようにしましょう。

1 防炎とは

防炎とは、燃えにくい事象のことを意味しています。繊維などの可燃物の燃えやすい性質を改良して防炎性能を与えると、小さな火源(火だね:マッチ・ライター) を接しても炎が当たった部分が焦げるだけで容易に着火せず、着火しても自己消火性(自ら延焼拡大を停止する性能)により、容易に燃え広がることはありません。こうした性能を「防炎性能」といいます。

2 防炎化の必要性

日頃、私たちは燃えやすいものに囲まれて生活しています。日常生活でのちょっとした失火が原因となって、多くの火災が発生しています。防炎性能を有する防炎品は、火災の初期段階では、火災の発生を防止し、延焼拡大を抑制または阻止する効果があり、また、防炎効果により火災の成長を抑制することで、初期消火や避難などの火災対応を行う貴重な時間的余裕をもたらします。

多くの可燃物とともに暮らしている家庭や職場の防火対策として、防炎品の上手な活用をおすすめします。

公益財団法人日本防炎協会HP(https://www.jfra.or.jp/home/what.html)

また今回は、人工芝にタバコの吸い殻を落として動画を撮影いたしました。
タバコを落とした箇所の人工芝は熱で縮みましたが、火が燃え移り、広がることはありませんでした。
(動画は3倍速となっております。)